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ホームページと医院のイメージをそろえましょう

医院や先生のイメージとホームページのイメージは一緒ですか?

医院を建てる際は、「若い患者さん中心の医院になるはずだから、モダンな感じの最新のデザインにしよう」「ご年配の患者さん中心の医院にしたいから、バリアフリーを取り入れつつ和風の感じを取り入れて落ち着くデザインにしよう」など来院される患者さん層を思い浮かべつつ、設計されていくのではないでしょうか。

ところが、ホームページを作る際には、ターゲットとなる患者さん層や既にある医院のイメージを意識することなく、デザインを決めていってしまうことがあります。

極端な例ですが、医院の建物自体は真っ白で、ガラスや金属を使っていて、先生自身の雰囲気も白や青が似合いそうな爽やかで精悍な感じなのに、ホームページは曲線やハートマークが多用され、メインカラーがピンク色だったらいかがでしょうか。もしかしたら産婦人科で、女性受けを狙ったのかもしれませんが、これではホームページを見て来院された患者さんも、来院後にホームページを探してくださった患者さんにも、激しい違和感が残ります。

格安ホームページ作成業者さんにありがちな罠に注意!

格安でホームページを作成する業者さんの中には、テンプレート形式を採用していて、パターン化されたいくつかのデザインの中から選択するしかない場合もあります。また、業者さんにお任せしたら、全然自院のイメージと違うデザインが提示され、作り直してもらおうと思ったのに営業の方に無理やり説得されてしまったという場合もあります。

業者さん任せにしない!自分でできるイメージのコツ

他人任せにせず、先生ご自身でも簡単にできる、イメージのコツをお伝えしましょう。本来であればホームページ制作会社さんが、事前にすべて確認し、ホームページに取り入れてくれるはずの内容ですが、万が一そうでない場合は、しっかりと先生ご自身がチェックしてください。


自院がホームページ広告でターゲットとする年代や性別を決めます。年代・性別によって好まれる色のトーンが異なりますし、ホームページに掲載する内容が変化します。


イメージカラーを決定します。シンボルマークやシンボルカラーがある場合は、それをメインにすえます。シンボルカラーが引き立ち、1のターゲット層が好む色のトーンになるようメインカラーとサブカラーを決めます。


医院の建物や先生自身の雰囲気をイメージします。おそらくクリニックの建物が最も近い雰囲気を表わしていると思いますが、ご家族や友人、医院のスタッフに、医院のイメージを聞いてみてもいいと思います。

医院の広報機能を担うホームページを、せっかくお金をかけて作成するのです。あった方がいいらしいから、とりあえずどんなものでも構わない。作っておこうというスタンスではもったいなさすぎます。しっかり自院のイメージ戦略を行い、ブランディングを意識して、医院全体としてのイメージの統一をしましょう。

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