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クリニックの採用活動に役立つ!ネット活用方法

昨年、メディカでは事務スタッフの採用活動を行いました。
採用については先生たちからご相談を受けることが多いため、
せっかくの機会なので、無料でできることをいろいろ試してみました。

使ってみた求人採用媒体

1.ハローワーク
2.自社サイトの求人ページ
3.無料掲載できるIndeedの個別ページ
4.ペライチという無料ランディングページ作成サービス
5.Facebookページでの告知
6.求人用LINE@の開設

結果として応募があったのは、10名以上。
割合は3>1>2で、456は応募がありませんでした。
3は数は多いけれど、質は低い。
1は未経験ばかり。
2は本気度が高い人の応募が多い印象です。

自社サイトの充実も、意外と無視できない

自社サイトにある求人ページの閲覧数は、普段と比べると2倍以上に増えていました。
実際には自社サイトからの応募は少なかったのですが、
あとで応募してきた方に聞いてみると皆さん応募前に必ずしっかり読んだとおっしゃっていました。

スマホ対応も大切

実は弊社のサイト、恥ずかしながら、2019年2月段階でまだスマホ対応しておりません…。
ただ、求人応募してくる方は、必ずスマホで情報を見るだろうと考え、無料で作れる求人用ランディングページサービスを作りました。

▼作ったのはこんなページです。
https://peraichi.com/landing_pages/view/medica

 

採用媒体に載せる情報

求職者さんが知りたい情報を載せることが大前提です。
まずは勤務条件、給与などのハローワークで必ず聞かれる建前情報。
それに加えて「じゃあ、実際のところどうなの?」という実態情報が知りたいはずです。

勤務面

  • 一日の働き方(スケジュール)
  • 年間を通しての繁忙期/閑散期のイメージ
  • 実際の休日や残業時間の程度
  • 有給の取得率や(あれば)取り方の約束
  • 仕事を覚えるまでのサポート体制がどうなっているか

給与面

  • 具体的で現実的な数字(繁忙期は残業込でいくらくらい、閑散期はいくらなど)
  • 給与の数字に出てこない福利厚生(ワクチン接種や食事会など)

職場情報

  • 年齢層(集合写真があると、年齢や人の雰囲気が伝わります)
  • お昼休みはみんなどのように過ごしているのか
  • スタッフの付き合いの程度(スタッフがプライベートでも仲良しなのか、ドライな関係か)

実態面

  • 働いている人の声(なぜこの職場を選んだのか、よいところはなにか)
  • 職場を退職した人の声(関係性がよくないと難しいですが…)
  • 離職の理由
  • 平均勤続年数

こうして挙げてみると「言いたくないな」と思うことのほうが多いかもしれません。

でも言わなかったり、嘘をついていたりしても、入職すればすぐにバレますし、合わなければすぐに止めてしまいます。
ですので、悪いことや言いたくないことであっても、正直に、具体的に言うことが大切です。

実際、悪いことと良いことを紙一重で、例えば…
【悪い】残業が多い←→【良い】たくさん稼げる
【悪い】スタッフ同士の付き合いがなくドライ←→【良い】仕事は仕事と割り切れる
と、捉え方によって変わります。

 

ミスマッチを防ぐために、大切なこと

私個人の印象なので、もしかしたら一般化できない内容かもしれませんが…
求職者さんと面接をしていたときに感じたことです。

設立からの理念や想いを伝える

会社(クリニック)自体がどんな思いで開業していて、
お客さん(患者さん)にどんな風に接したいと思っているのか。

意欲の高い求職者さんは、必ずこの2点をしっかり自分なりに咀嚼して応募されてきていました。

条件や働き方を細かく伝えることも大切ですが、
基本的な考え方や根本的な理念を伝えることで志向の似た方を集めていくことも、
組織を作っていく上で大切なことかな、と感じました。

経営者の人柄を伝える

今回の採用で私自身ができていたことではありませんが、
ブログを定期更新されている先生の求人は、採用後ミスマッチが少ないとも聞きます。

 

なかなかできることではありませんが、良いことも悪いことも包み隠さず、
積極的に情報を開示し、誠実に言葉を尽くすして伝えることが、
相思相愛の人を見つけるために大切なのかな…と感じました。

 

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