COLUMNコラム
オンライン問診票(WEB問診票)
患者さんが落ち着いて問診票を記入できるようにサポートしたい
よい医師ほど、問診を大切にする…と弊社のクライアントさまから教えていただきました。
患者として自分も、忙しい先生に負担をかけず、症状を適切に伝えたいと感じていました。
そこで、
- 複数のお子さんを連れて受診するおうちの方
- 院内の滞在時間を少しでも短くしたい方
- 医師に症状を伝えるために、落ち着いて記入したい方
などが、来院前にゆっくりと問診票を記入していただけるといいなと考え、
メディカではホームページ上に
普段先生がお使いの問診票をPDF化してダウンロードできるようにしてきました。
問診票のダウンロード。みんな、家で印刷できるの…?
ただ、不安に思ったのは、一体どれだけの方が家にプリンタがあるんだろうということ。
年賀状の習慣もだんだん薄れ、スマホが中心の社会になっています。
写真はネットやカメラ屋さんで印刷したり、アルバムを作ってしまう人が増えています。
ますます家にプリンタがある意味が薄れていっています。
コンビニでプリントアウトもできますが、
患者さんがわざわざコンビニまで行って、
お金を払って印刷してくれるのか…と思うと、疑問が残ります。
メールフォームを活用。受付事務さんの負担が増加…
それなら、いっそネット上で問診が完了すればよいのではないかと考え、
メールフォームをアレンジした問診票を作ったこともありました。
ただ、メールフォームを使った方法ですと、
届いたメールに記載されている内容を電子カルテに転記しなければなりません。
ネットに繋がったパソコンと、電子カルテが入っているパソコンはつながっていないので、届いた情報は見て転記するか、USBに入れて移動させるしかありません。
それでは受付スタッフさんの負担が増えるばかりです。
オンライン問診票(WEB問診票)の登場
なんとか良い方法はないかな…と探していたところ、
2つのオンライン問診票(WEB問診票)を知りました。
今までも待合室で行うタブレット問診は調べていましたが、
コストや手間がかかり、イマイチ納得できていませんでした。
しかしオンライン問診なら、患者さんが家で、自分のスマホでできます。
クリニックも何台ものタブレットを購入しなくていいのでコストもかかりません。
オンライン問診票のメリットと、
それぞれ私が操作してみて感じたことを記載してみました。
共通のメリット
- 基本的には、患者さん自身のスマホで操作(→使い慣れている)
- AI問診システムで、患者さんの症状にあわせた質問が選択される
- 先生が使いやすいように、問診票のカスタマイズも可能
- 電子カルテと連携できる(連携させずに読み取りも可)
- 完全クラウド化したWEB問診システム→来院前に入力/待合室の混雑解消
→wi-fi環境のある院内でタブレット等を使って問診入力することも可能 - 予約システム・ホームページと連携できる
■SymView
https://www.media-cf.co.jp/service/symview/
○ 入力画面・管理画面がスッキリしていて見やすい
価格:初期導入27万円+税 月額1.2万円+税(約1.3万円)
■メルプ問診票
○ 問診の画面が、LINEのチャット風。患者さんに馴染みやすい。
○ 多言語対応している
価格:初期導入10万円、月額1.5万円