COLUMNコラム
クリニックの待合室で流す音楽/BGMクリニックの待合室で流す音楽/BGM
最近のクリニックさんのほとんどは、待合室で何かしらの音楽が流れていますね。
先生のクリニックの待合室では、どんな音楽/BGMを流していますか?
新規開院の先生からご質問いただくことが増えましたので、ここで音楽について回答いたします。
待合室で音楽って流したほうがよいの?
歯科医院さんでは、「キーーーン」というタービンの音を和らげるために、
診療所では、患者さんに待ち時間をゆったりと過ごしていただくために、
もしくは診療室の話し声が聞こえにくくなるために、導入されていることが多いようです。
個人的には、クリニックに行ったときに無音の世界だったり、
テレビのバラエティが大音量でかかっていたりするより、
リラックスできる音楽が流れている方が心地よく感じられます。
院内BGMの著作権は大丈夫?
医療機関で流す音楽に、日本音楽著作権協会(JASRAC)への手続きは不要です。
院内で自由に流せますので、ご安心ください。
JASRACへの許諾手続きが不要なBGMの利用方法
http://www.jasrac.or.jp/info/bgm/
アルバムよりも、youtubeの利用が多い印象
昔はインストゥルメンタルのアルバムなどを編集したり、何枚か用意して流していた印象がありますが、
最近はお気に入りの音楽があればiPodなどに入れて流している医院さんが多いようです。
それ以外にも、使わなくなったiPhoneなどでYouTubeを再生している医院さんをよく見かけます。
YouTubeで検索してみると、
「カフェBGM」「院内音楽」「ピアノインスト」「ジャズボサノバ」
「ディズニーのオルゴール曲」「サザンのピアノカバー」などがあります。
1時間~5時間くらいでまとめてくれてありますので、流しっぱなしでも安心です。
天気や季節に合わせた曲を、気軽に流してみてはいかがでしょうか?
天井に埋め込みスピーカーがなくて、流せない…
クリニックの環境や建築時の状況から、スピーカーの配線工事を指定ないケースもあるかもしれません。
そんなときは、ワイヤレススピーカーを待合室などに置いてみてはいかがでしょうか。
iPhoneやiPodとBluetooth接続ができますので、スピーカーとの配線は不要です。
私はこの1世代前のBose SoundLink Mini Bluetooth speaker II ポータブルワイヤレススピーカーを事務所で使っています。
音もよいですし、コンパクトです。
シンプルスッキリとしたフォルムで、待合室や診療室に置いても違和感がないと思います。