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ホームページ独特の文章作成 3つのコツ

ホームページの文章=論文ではない!

ホームページの文章を作ってもらうと、どうも論文調になってしまう院長先生が多いです。

  • できるだけ正確な情報を、患者さんに伝えてあげたい
  • 誤解を招くような、あいまいな言葉遣いをしてはいけない
  • 文字情報は、ずっと残るものだから、しっかり書かなければ!

こう考えてホームページ用の文章を作ってくださる気持ちは、よーくわかります。
でも、こうして作られた文章は、「とっても読みにくいもの」になってしまうのです。

ホームページは専門家が読む論文ではありません。
患者さんが読む、読み物に近いのです。
ですから、大切なのは、この2つ。
 ・ 文章は、だらだらと長くしない。わかりやすく簡潔にする。
 ・ 熟語・専門用語はできるだけ避けて、パッと見て理解できる文章に。
つまり、先生が普段、患者さんに向かって話しているように文章を書くことが大切なのです。

SEO(検索サイト対策)を考えて、文章を作成する

検索ロボットは、本文に書いてある文章を読み込んで、ホームページの価値を判断していきます。
 ・ こそあど言葉(指示語)が頻発する文章
 ・ 主語を抜かすか、当院などの言葉で表している文章
せっかく固有名詞(検索キーワード)を入れるチャンスなのに、逃すのはもったいない!

また、どのような順番で、どの位置に、どんなことを書くか…ということもSEOには大切です。

ホームページを見人は、3秒でそのページを判断する

ホームページのアクセス解析をしていると、1ページあたりの滞在時間に驚きます。
だいたい1ページ、3秒程度なのです。
この3秒で、自分の知りたい情報があるかないかを判断し、他のサイトに移動していきます。

すると、起承転結の文章など書いていると、結論に達する前に「もういいや」となってしまうのです。

ですから、ホームページの文章を作成する際には、
・ 結論をまず最初に持ってくること、
・ パッと見た時に、何が書いてあるかわかること(見出し・改行など)
・ 本文の内容とリンクしている画像(イメージ画像はあまり意味がない)
といったことに注意して、原稿を書く必要があります。

余談:見過ごしがちだけど、意外と大切な「引用」

「はいっ!ホームページ原稿です!!」と渡されたWord原稿、
改行のマークがちょっとおかしい…?(強制改行を示す、↓のマークが出てきます)
そういう時は、文章をそのままgoogleの検索ボックスに入れてみます。
すると、全く同じ文章が出てくることがあるんですね…。

これは、「盗作」です!!!

おぉ、わかりやすい文章があるじゃないか~!と、コピーして送ってくださるのですが、
とても使えません…。もし見つかった場合、訴えられても何も言えません。
こちらが気づけた場合はいいのですが、そうでない場合のリスクがとても高いので、
間違っても、「人様のサイトの文章をそのままコピーする」ことはしないようにしましょうね!

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