COLUMNコラム
ホームページ作成料金の見方
ホームページの作成料は会社によって様々です。高いから良いものが出来上がる、安ければよいとは一概に言えません。ただ、料金を比較する際にメディカに依頼される先生に「3年間の料金を考えてください」とお話しています。
メディカ | A社 | B社 | |
---|---|---|---|
作成料 | 367,500円 | 367,500円 | 0円(ページ数制限有) |
オリジナル | テンプレート | テンプレート | |
月額料 | 15,750円 | 52,500円 | 31,500円 |
サーバ・ドメイン料/年 | 0円 | 別途 | 0円 |
初年度 | 556,500円 | 945,000円+別途 | 378,000円 |
2年度 | 189,000円 | 630,000円+別途 | 378,000円 |
3年度 | 189,000円 | 630,000円+別途 | 378,000円 |
3年間合計額 月額換算 |
25,950円 | 61,250円+別途 | 31,500円 |
一見安そうに見える料金でも、年間で考えてみると、非常に高い場合があります。大切なのは作成料+月額管理の料金です。意外に盲点なのですが、料金設定や更新方法によっては、作成料よりも高額になる場合があるので注意が必要です。
月額維持費用はいくらか?
5千円~3万円くらいが相場です。高いところでは5万円以上になることもあります。
月額維持費用に含まれるものは何か?
ホームページを維持するのに最低限必要なのは、サーバレンタル料・ドメイン使用料です。まずこれが含まれているかどうかをチェックしてください。他は、会社によって様々です。アクセス解析レポート、プログラム使用料、WEBコンサルティング料、SEO料金、各種サポート料によって料金は変化します。
ホームページの文章や画像を差替えるのに必要な費用はいくらか?
良心的な制作会社であれば、差替え料が無料か5,000円程度になるはずです。ページを追加する場合は、1万円程度必要な場合もあります。
ホームページは一度作ったらおしまいではありません。頻繁に更新することでその効果が出てきます。見落としがちですが、先生が気兼ねなく更新していける制度になっているところを選びましょう。
契約期間に注意!
「作成料無料」と謳っている制作会社などは、3~5年のリース契約になっている場合もあります。ホームページのリニューアルは1年~3年で行われます。もし、リース途中でリニューアルしたら、最初のリース期間が終わるまで、両方とも払い続けなければいけないかもしれません。
インターネットの進化は目覚しく、5年前のホームページと現在のホームページでは、できることもシステム自体もかなりの変化があります。3年前、5年前のホームページを思い出してみてください。今と全然違うはずです。同じことが3年後、5年後にも起き得ると思いませんか?時流に合わない「ダサい」ホームページに毎月何万円も支払っているのはもったいないと思います。
他にも「作成料無料」の場合は定型デザインになっていることが多く、かなりたくさんのひな形が用意されていたとしても、どうしても「どこかで見たことがあるホームページ」という印象になってしまいがちです。
当初は少し高いかなと感じられても、できればオリジナルのデザインでご自分の好みに合わせて作られたホームページにされるほうが、満足感が高くなりますし、自由度が高いため、患者さんへの情報発信も先生のイメージ通りに行うことができます。
まとめ
ホームページの作成を考えられた時、一番気になるのは料金だと思います。
しかし、あまり「無料」や「0円」の言葉に囚われることなく、初年度・2年度・3年度の作成費・月額維持費・更新料のトータル金額がどのようになるのかをチェックすることが大切です。また、料金だけでなく、契約年数や、デザインの自由度、先生が作りたい中身を作成してくれるかどうかなどのチェックを行い、院長先生の納得できるホームページ制作会社を選ぶようにしましょう。