COLUMNコラム
ブログ更新が続かない先生へ。習慣化の3ステップ
ブログ更新が続かない先生へ。習慣化の3ステップ
〜「また更新できなかった…」から抜け出す方法〜
導入文
「ブログを始めたものの、気づいたら1ヶ月も更新していない…」
「最初は頑張ったけど、いつの間にか続かなくなってしまった」
そんな経験、ありませんか?
実は、ブログが続かない理由は「意志の弱さ」ではありません。
続けるための「仕組み」がないことが、一番の原因なのです。
今回ご紹介するのは、無理なく続けられる3つのステップ。
「完璧に書こう」という気負いを捨てて、自分のペースで続けられる方法をお伝えします。
ステップ① ハードルを下げる(完璧を目指さない)
なぜ続かないのか?
多くの先生が陥るのが「ちゃんとした記事を書かなければ」という思い込みです。
❌ こんなふうに考えていませんか?
- 「患者さんの役に立つ専門的な内容を書かなきゃ」
- 「最低でも500文字は書かないと」
- 「写真も入れて、見栄えよく仕上げないと」
この「ちゃんと書かなきゃ」が、更新のハードルを上げてしまうのです。
改善するとこうなります
✅ こう考えてみてください
- 「今日の出来事を3行だけ書く」
- 「診療時間変更のお知らせだけでもOK」
- 「写真なしでも大丈夫」
実際、患者さんが知りたいのは「先生の近況」や「クリニックの様子」です。
長文や専門的な内容でなくても、十分に価値があります。
💡実践のコツ:「3行ブログ」から始める
まずは1週間、こんな短い投稿を続けてみてください。
例1(季節ネタ):
「今週はインフルエンザの患者さんが増えています。高熱と全身のだるさが特徴です。気になる症状があれば早めにご相談ください。」
例2(日常のひとこと):
「今日、患者さんから『先生に診てもらえて安心しました』と言っていただきました。こちらこそ、ありがとうございます。」
例3(お知らせ):
「12月28日(木)は午前のみの診療となります。年末のご予約はお早めにお願いします。」
3行でも立派なブログです。まずは「更新する」という行動を習慣にすることが大切です。
ステップ② 更新のタイミングを決める(いつ書くかを固定する)
なぜ続かないのか?
「時間ができたら書こう」「ネタが思いついたら書こう」——これでは、いつまでたっても書けません。
人間の脳は「いつやるか」が決まっていないことを、どんどん後回しにしてしまう習性があります。
改善するとこうなります
✅ 「いつ書くか」を具体的に決める
更新が続いている先生方に共通するのは、「このタイミングで書く」というルールを持っていることです。
💡実践のコツ:自分に合ったタイミングを見つける
以下から、続けやすそうなものを1つ選んでみてください。
【パターン1】朝の診療前(5分)
- 始業前のコーヒーを飲みながら、スマホで3行投稿
- 「今日はこんな症状の患者さんが多そう」など、その日の予測を書く
【パターン2】昼休み(5分)
- お昼ご飯を食べた後、スマホで簡単に更新
- 「今日の午前診療で感じたこと」など、振り返りを書く
【パターン3】診療終了後(5分)
- 帰る前に、その日印象に残ったことを書く
- 「今日はこんな患者さんが来られました」など、日記感覚で
【パターン4】週に1回、曜日固定(10分)
- 「毎週金曜日の午後」など、曜日を決めて少し長めに書く
- 1週間の振り返りや、翌週のお知らせをまとめる
どれか1つを「自分の更新タイミング」として固定してください。
「いつやるか」が決まれば、続けられる確率が格段に上がります。
ステップ③ ネタストックを作る(書くことに困らない仕組み)
なぜ続かないのか?
更新しようと思っても「今日は何を書こう…」と悩んでいるうちに時間が過ぎてしまう。
これが、ブログが続かない最大の理由です。
改善するとこうなります
✅ 「書くことリスト」を常に持っておく
ネタを事前にストックしておけば、更新のたびに「何を書こう」と悩む時間がゼロになります。
💡実践のコツ:スマホのメモに「ネタ帳」を作る
診療中や日常生活で「あ、これブログに書けそう」と思ったことを、すぐにメモする習慣をつけましょう。
【ネタ帳の例】
- 今週よく見る症状:インフルエンザ増加中
- 患者さんからの質問:「熱が何度以上で受診すべき?」
- スタッフの工夫:待合室の本を入れ替えた
- 嬉しかった出来事:「先生のおかげで元気になりました」と言われた
- 診療の変更:年末年始の休診日
- 地域のこと:近所の桜が咲き始めた
このリストがあれば、更新のたびに「今日はどれを書こうかな」と選ぶだけ。
ネタ切れの心配がなくなります。
さらに楽にするコツ:「テンプレート」を用意する
よく書く内容は、あらかじめ型を決めておくと、さらに時短になります。
【テンプレート例1:季節ネタ】
「[症状名]が増えています。[特徴的な症状]が見られたら早めにご相談ください。[予防のアドバイス]」
【テンプレート例2:お知らせ】
「[変更内容]のお知らせ。[日時][詳細]ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。」
【テンプレート例3:日常のひとこと】
「今日、[出来事]がありました。[感想][患者さんへの一言]」
これらのテンプレートに当てはめるだけで、3分で記事が完成します。
まとめ:続けるコツは「頑張らないこと」
ブログ更新を続けるために大切なのは、「気合い」や「根性」ではありません。
必要なのは、無理なく続けられる「仕組み」です。
今日からできる3つのこと
✅ ハードルを下げる → まずは3行ブログから始める
✅ タイミングを決める → 「いつ書くか」を1つ固定する
✅ ネタストックを作る → スマホのメモに「書けそうなこと」を記録する
この3つを実践すれば、「また更新できなかった…」という罪悪感から解放されます。
完璧を目指さなくていい。
患者さんは、先生の「ちょっとした一言」を読みたがっています。
まずは1週間、3行ブログを続けてみてください。
それができたら、もう「習慣」になっています。
「こんな内容でいいのかな?」「なかなか続かない」と感じたときは、いつでもご相談ください。
メディカでは、ブログ更新のサポートや代行も承っています!




