コラムCOLUMN

  1. HOME
  2. コラム
  3. ブログを活用した医院ホームページの充実術

COLUMNコラム

ブログを活用した医院ホームページの充実術

もはや最近ではなくなってきてしまいましたが、「ブログ」という言葉をよく耳にします。今、googleで『blog 医院』と検索するとどのくらいヒットするかご存知ですか?

1,060,000件のHitがあります(2006年10月6日現在)。2005年10月1日のときには311,000件だったことを考えると、1年間で3.4倍にも増えています。2007年9月11日に検索した際には、検索サイトのアルゴリズムの変化や、独自ドメインを使ったブログの作成が増加したこともあり、上記の検索ワードで全ての医院を拾うことができず、94,200件とHit数は減少はしているものの、逆に確度はあがっているため、かなりの医院・歯科医院さんでblogが使われていることが推測できます。

現在、芸能人のブログがたくさん本になったり、話題を呼んだりしています。これら人気の出るブログは押しなべて1日に数回~数十回の更新頻度になっており、ブログ=更新頻度の高さのようなイメージがついています。それゆえ、診療や研修等でお忙しい医院の先生は「そんなに更新する暇がないから、私にはブログは無理だ…」と思われることが多いようです。

しかし、よいブログ=更新頻度が高いことではありません。

医院や歯科医院のブログは、対患者さんや対見込み患者さんへのものです。一日に何度も何度も更新されることよりも、1週間に1回の更新であっても、診療以外の先生の素顔が垣間見えたり、病気に関してちょっとお得な情報が仕入れられれば、医院のブログの役割は十分果たすことができるのです。

「診療中に、白衣・マスクをつけて忙しそうに診察している先生が、家では犬と戯れている」「医院の先生なんて、高級料理しか食べてないと思ってたけど、意外とラーメン好きだった」などの意外性を出したり、「あの先生が書いてるブログを見れば、病気のちょっとした豆知識が仕入れられる」などのお得感を出したりできるのがブログです。

しかも、ホームページ制作会社にページ作成料1万円などを取られることなく、先生自身が訂正したり更新したりできるのです。(メディカではホームページもブログも更新代行することは無料ですが…)

ブログサービスもかなり充実していて、一時話題になったlivedoorやアメーバブログ、ココログなどでは無料で簡単にブログを開設することができます。

どうせ無料ですので、ちょっと試しに始めてみて、どうしても更新して行けないと思えばやめてしまえばいいですし、楽しいかもと思えれば、どんどん院内で広報したり、ホームページと同じデザインにして、ホームページの一部のようにしたり、より充実したものにしていくことができます。

どこかの業者さんに作ってもらったいつまでも変化のない看板のようなホームページから、先生自身の姿が見られるブログを活用して、充実した医院のネット広報を行っていきましょう。

前のページに戻る