COLUMNコラム
医院ブログには何を書いたらいいの?
ブログは、本当にビックリするくらいのアクセスが集まります。
また、普段の診察室では聞けない・知ることのできない情報があることで、
患者さんの集患効果はとても高くなると思います。
院長先生方から質問の多かった2つについて、ご案内いたします。
ブログには、一体何を書いたらいいの?
これだけは、書いちゃダメ!
当然ですが、ブログは誰でも見られます=患者さんも見ています。
・スタッフや、対患者さんへの悪口(特定できなくても)は絶対書かない。
・「患者さんが少ない」「こういうのは迷惑」などネガティブなことは書かない。
これは最低限守りましょう。
医院ブログに書くネタはこんなこと
優先順位は、治療のこと > 医療知識のこと > 日常のことです。
ただ、先生が書くのか、スタッフさんが書くのかで、優先順位は異なります。
先生が書かれる場合は、日常のことばかりになっても全然構いません。
どちらかと言うと、「先生=近寄りがたいコワイ存在」というイメージがあるので、
日常に関することを書かれた方が、患者さんのイメージアップにつながります。
また、世間では「医院が休み=遊んでいる」というイメージがあるので、
昼休みに在宅訪問されていたり、休みの日に勉強会に参加されている先生は、
積極的に「仕事してるんです!」ということを書かれても良いと思います。
あくまでも、読む人=患者さんです。文字だからといって構えることはありません。
専門用語やグロテスクな表現(症例写真など)はできるだけ避け、
普段、患者さんに話すように、わかりやすい言葉で、文字にしていってみてください。
難しければ、スタッフさんを巻き込んで書く!
なかなか一人ではネタが尽きて、続かない場合もあるでしょう。
そういう時は、スタッフさんにも書いてもらいましょう。
ただ、その場合、スタッフさんの日常はあまり必要ではありません。
まさに、治療のこと > 医療知識のこと > 日常のことの優先順位です。
せっかく患者さんに近い距離にいるスタッフさんならではの…
・ 予防接種や治療で、自分が実際に医院で受けてみた感想
・ 院内勉強会や外部研修の際に、スタッフさんが学んだこと・感じたこと
・ 医療関係者には当たり前でも、患者さんは意外と知らない豆知識
こういうものを、友達に説明するように、わかりやすく書いてもらうとよいでしょう。
特に「入りたての時、こういうことにビックリした」ということを書いてもらうと、
患者さんの「知りたい」に応えられるブログが書けるのではないでしょうか。
具体的には何を書いたら良いの?
ネタ自体は、みんなで診療中に患者さんから受けた質問などから探してみて下さい。
毎日の診療の中で、「これはどうなの?」「へぇ!そうなんですか」と言われたことを、
そのままブログでも回答していけば良いのです。
とはいえ、診療科目、先生の個性によって、書く内容は異なってきます。
私なりの視点ではありますが、いくらでも具体例をご提案しますので、
ブログのネタに煮詰まってしまった先生は、遠慮なくご質問下さい!!