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Googleのモバイル版とPC版を分離が医院ホームページに与える影響
2016年10月14日にこんな記事が出ました。
【重要発表】Googleがモバイル版とPC版を分離する事を発表!数ヶ月以内に実施の予定
先生たちに影響がありそうなことを、ものすごく簡単にまとめると、
「検索サイト(Google)が、パソコンよりスマホをさらに重視することになりそう」ということです。
医療機関のサイトは、ほとんどスマホからのアクセス
医療機関のサイト閲覧で、スマホが占める割合は60%~80%です。
つまり、ほとんどの人が、スマホでクリニックや歯科医院のサイトを見ています。
Googleがさらにスマホサイトの有無を重視して、
スマホではスマホで見やすいサイトを優先的に表示するようになった場合、
スマホサイトの作成・充実が、とても重要になります。
Googleの変更が実施される場合に、大切な2つのこと
院長先生たちへのお願いは2つ。
- 1つ目は、早急に、サイトを全ページスマホ対応するための予算を取りましょう。
- 2つ目は、詐欺まがいの営業電話が急増します。絶対に下手に自分で応対せず、信頼できて知識のあるWEB担当者さんにご相談ください。
2016.10.18
wordpressにソーシャルボタンを設置
メディカのホームページの中では、2つのカテゴリでWordPress(CMS)を使用しています。
WEB屋の戯言:http://medica-web.jp/cms/blog/
医院のホームページ活用術:http://medica-web.jp/cms/column/
前々から、「Evernote用のボタン追加してよ」「Facebookでシェアしやすいようにして」と言われていたのですが、放置しておりました。(ごめんなさい)
そこで、ふと思い立って、ソーシャルボタンを追加してみました。
ソーシャルボタンの追加に使ったのは、WordPressプラグイン「WP Social Bookmarking Light」です。
弊社でお手伝いさせていただいている先生のWPにも入れているのですが、導入はとっても簡単。
・管理画面→プラグイン→「WP Social Bookmarking Light」を検索→インストール→設定から表示サービス選択
これだけでOKです。
この記事の上部のソーシャルボタンは、特に表示のためのカスタマイズもせずに使っています。
ソーシャルでの情報共有の際に、便利に使っていただけるといいな、と思います。
2012.11.22
Thunderbird17のクラッシュは、Quicktextが原因
弊社では診療中の先生のおじゃまをしないように、こちらからご連絡する場合は、基本的にメールです。
そのため、Thunderbirdのアドオンで、定型文を登録・入力できるQuicktextは必須アイテム!
すべてのメールをGmailに集約しているのに、このQuicktextを使いたいがために、今なおThunderbirdを立ち上げています。
Thunderbird17.0への更新通知が来た今朝…。
何かの気の迷いですぐに更新てみたら、メールを書こうとすると、毎度クラッシュ!!
とりあえず、Thunderbirdを16にダウングレードして、なんとかQuicktextを復活。
※ダウングレードの方法は、こちらのサイトでわかりやすく説明されています。
Thunderbirdのダウングレード:creator note
http://creator.cotapon.org/articles/thunderbird/thunderbird%E3%81%AE%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89
Quicktextに頼りきったメール生活をしてるんだな、と気がついた今回の事件でした。
追記:2012/11/25 quicktext_0.9.11.5に更新すると、とりあえずクラッシュはしなくなりました。
2012.11.21
歯科医院のホームページは簡単!?
「歯科医院さんのホームページを作るのって簡単だよね」
あるホームページ業者さんとお話する機会があり、その場で言われたセリフです。
逆に、私にとっては「歯科医院さんのホームページを作るのは難しい」ので、
ご依頼いただくと、本当に本当に、時間も知恵も使うので、とっても疲れます…。
というのも、ホームページを持つ歯科医院さんは本当に多く、
しかも、アピールしたいと思うものが一緒なのです。
それをそのまま受け入れて、何も考えずに作ってしまうと、
「あぁ、その構成も文章も画像も、どこかで見たことあるよねー」という
金太郎飴みたいなホームページが大量生産されてしまうのです。
そうではなく、特徴や個性をしっかり打ち出して、
患者さんに積極的に選んでもらえるホームページを…と思うと、
私は、歯科医院さんのホームページを作るのが一番難しいと思います。
作るだけなら「簡単」。でも、効果を出すのは「難しい。
大量生産の金太郎飴的ホームページを作ることを許容するなら、「簡単」なのかもしれません。
構成がある程度固定されていて、中に記載する文章も同じ、
医院名と写真だけ変える簡単な作業で、あっという間に制作が完了するのですから。
ただ、「効果を出す」…つまり、新患さんに来てもらえるサイトを作るのは難しくなっていると思います。
どの医院さんを見ても、似た様なホームページで、違いがわからない。
だから、
自分の家から近くて、
やりたい治療が安く提供されていて、
できたばかりの新しい医院さんに行くことになるのです。
これではホームページがあろうとなかろうと、そんなに変わりません。
Googleプレイスに、写真付きで無料登録する方がよっぽど有益でしょう。
競争が激しい業界=玉石混淆
歯科医の先生は気を悪くされるかもしれませんが、
私は、ホームページ制作業界も、歯科業界も同じだと思っています。
玉石混淆。
似た様な業者さん(歯科医院)がたくさんあって、違いがわからない。
作ってみる(治療してみる)まで、自分の場合はどうなるのかわからない。
作ったあと(治療したあと)のメンテナンスまで、責任をもってくれるかわからない。
人対人のことでもあるので、相性もあるでしょう。
でも、少なくとも「歯科医院のホームページなんて簡単だよね」と言わない方を選んでいただけるといいな、と思います。
2012.01.27
医療法で、HPの体験談や治療前後の写真を規制するな
先ほど、「医院ホームページにも、医療法の規制が!?」という記事を公開させていただきました。
こちらでは、私の考えを少しだけお話できたら…と思います。
個人的には、行き過ぎた広告や、誇大・過大な宣伝文句は規制されてしかるべきと考えています。
実際、自費中心のクリニックさん…
例えば、美容外科さんや美容皮膚科さん、
レーシック等を中心に行う眼科さん、インプラントに力を入れている歯科さんなどには、
患者さんに誤解されそうだな…と感じるサイトがいくつもありましたので、
今回の指針が出されたことについては、歓迎しています。
ただ、その規制の内容が、問題です。
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限られた成功例を強調する施術前後の写真や患者の体験談は、掲載を禁じる方針だ。
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とありますが、術前術後の写真や、患者さんの体験談は患者さんがクリニックを選ぶ大きな決め手です。
実際、同じ日に書かれたニュースにも、次のようなものがありました。
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美辞麗句躍る美容クリニックHP 体験談や写真が決め手に
2012.1.15 15:29
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120115/trd12011515300007-n1.htm
内閣府の消費者委員会が昨年11月、利用者を対象にした調査によると、美容クリニックを選ぶ際の情報収集方法のトップは友人・知人の話で39%。次いでHPを挙げた人が38%に上り、フリーペーパーやダイレクトメールなどを大きく上回った。
さらに、受診先を選ぶ決め手となった情報に「患者の体験談」もしくは「施術前後の写真」を挙げたのは47%。こうした情報を広告に掲載するのは医療法違反となるが、規制対象外のHPには堂々と掲載されているのが実情だ。
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美容クリニックに限らず、術前術後の写真は患者さんにとっては、気になるものです。
例えば、弊社でお手伝いしている医院さんのホームページでも、
巻き爪や下肢静脈瘤でお困りの方、潰瘍の有無など、
個人的にはちょっとグロテスクでは…と思う写真でさえ、アクセス数はかなりあり、
患者さんの関心の高さが伺えます。
実際にクリニックへ行くこと=治療開始となることが多い医療機関の場合、
限られた事例かもしれませんが、受診前にその医院での症例を見られることは、
患者さんが受診医療機関を選ぶのに非常に有益だと思います。
患者さんの声(口コミ)も然りです。
すべての患者さんが医療知識を持っていればいいのですが、そうではありません。
治らないだろう…と自己判断していた痛みが、トリガーポイント注射で治ることを知った、
咳が長引いて治らないなぁ…と思っていたら、同じ症状の人がぜんそくだったなど、
「お医者さま」ではなく、同じ立場の「患者さん」が語った言葉だからこそ、
きちんと読み、自分の症状に置き換えて気づくことが、あると思うのです。
なんとなく怖そう、なんとなく痛そうだから、治療を受けるのはやめておこう…と思う人も、
「私もそう思ってたけど、意外と大丈夫だったよ。」という
ナマの声を聞くことで、安心して受診できることが、あると思うのです。
一部の行き過ぎた商業主義に囚われたクリニックを規制するために、
本当に患者さんが求めている情報が規制されないことを願います。
2012.01.18